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抗体作製サービス - よくあるご質問

Service > Antibody > FAQ
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質問内容をクリックしますと、回答が表示されます。

 

ペプチド抗原による抗体作製

Q. 抗原部位(エピトープ)の予測はしてもらえますか?
A. 承っております。弊社では、専用の解析ツールを使用し最適抗原部位を選定しております。
ご依頼の際は、下記Webフォームよりお申込み下さい。
Webフォームはこちら
なお、解析料金はペプチド合成・抗体作製のご注文が前提の場合は無償です。
Q. 合成ペプチドを抗原に抗体を作るとき、何アミノ酸程度のペプチドを設計するのが良いですか?
A. キャリアタンパク質との結合に必要なシステインを含め、20アミノ酸程度の長さをお薦めしております。
Q. キャリアタンパク質は、何がお薦めですか?
A. KLH(Keyhole Limpet Hemocyanin)を最もお薦めいたします。
一般的にKLHは抗原性刺激に優れるといわれていること、また、アルブミン系のブロッキング剤と異なるため、取扱いの点で他のタンパク質と比較して優れていることなどが推薦する理由です。
その他、BSAなどのアルブミンも取り扱っております。
Q.どのようなコンジュゲーション方法がお薦めですか?
A. システインのSH基を利用したクロスリンク法をお薦めいたします。
ペプチドの末端にシステインを導入したペプチドを合成し、マレイミド・スクシンイミド誘導体をクロスリンカーとしてキャリアタンパク質を結合します。
その他、必要に応じてグルタルアルデヒドやカルボジイミドを利用する方法も対応可能です。

 

持ち込み抗原による抗体作製

Q. 手持ちの抗原を提供して抗体作製を依頼したいのですが、どのように頼めばいいですか?
A. 見積・ご注文方法のページをご覧ください。
Q. 低分子化合物など、分子量が小さい抗原でも抗体作製できますか?
A. 分子量が1万未満の抗原については、キャリアタンパク質の結合をお薦めいたします。
Q. 抗原に界面活性剤が含まれていても使用可能でしょうか?
A.規定濃度範囲内でしたら動物への投与は可能です。詳細は下記をご確認下さい。
pdf 抗原をご提供頂く際の確認事項
ただし、界面活性剤はELISAプレートへの抗原の固相化効率を低下させます。
免疫用抗原に界面活性剤が含まれる場合、お手数ですが少量(0.1mg程度)で構いませんので界面活性剤が含まれていないELISA用の抗原を別途ご用意ください。
なお、「バリュー抗体」では、界面活性剤を含むバッファーについて弊社の判断でバッファー置換を行ってから免疫に使用する場合がございます。
Q. 規定の抗原量を用意できない場合はどうずればいいですか?
A. 最終的にトータルで規定の抗原量をお送り頂くことが可能であれば、分割で抗原をお預かりします。
その場合は予定された抗原投与日に必ず間に合うよう、追加の抗原をお送り下さい。
また、追加抗原のご用意が困難であるという場合はご相談下さい。
Q. 菌体やウィルス抗原も受託可能ですか?
A. 不活化処理し、非毒性、非感染性など、安全性が担保された状態でのみ承ります。
ご注文の際は「非毒性・非感染性証明書」に署名・捺印頂いた上で抗原をお預かりさせて頂きます。

 

抗体作製全般(ペプチド抗原、持ち込み抗原共通)

Q. 免疫動物は1羽(匹)からでも注文できますか?
A. はい、可能です(※マウスのみ5匹セット)。但し、個体差や動物死亡による納期遅延などのリスクを考慮し、2羽(匹)以上でのご注文をお薦めいたします。
弊社では、以下の動物種のお取扱がございます。
取扱動物種 : ウサギ、マウス、ラット、モルモット、ヤギ、ヒツジ
Q. 指定のプロトコル(免疫スケジュール・免疫投与量)で投与をしてもらう事は可能ですか?
A. はい、可能です。アジュバントの変更、投与間隔および投与回数の変更など、弊社の技術対応可能な範囲でお引き受け致します。詳細をお打ち合わせの上、お見積りさせて頂きますので、まずはご相談ください。
Q. なるべく早く抗血清を入手したいのですが、最短でどのくらいで受取り可能でしょうか?
A. 概ね以下の通りです。
■ペプチド抗原の場合:クイック抗体(免疫動物:ウサギ)をご選択頂くと、ペプチド合成開始から約2ヶ月で全採血抗血清の納品が可能です。
■持ち込み抗原の場合:42日短縮プロトコール(免疫動物:ウサギ、マウス)をご選択頂くと抗原投与から約1.5ヶ月で全採血抗血清の納品が可能です。
Q. リン酸化部位に特異的な抗体の作製方法はありますか?
A. はい、ございます。リン酸化抗原ペプチドを固相化したカラムで精製をした後、非リン酸化抗原ペプチドを固相化した別のカラムで吸収精製を実施致します。
その他、ペプチドの設計や投与方法もご提案させて頂きますので、まずはご相談ください。その他アセチル化部位、ジメチル化部位に特異的な抗体も承ります。
Q. 抗体価の評価方法は何でしょうか?
A. ELISA(Enzyme-Linked ImmunoSorbent Assay)法を採用しております。
固相化する抗原は、抗原が合成ペプチドの場合はコンジュゲーション前のフリーペプチドを使用し、それ以外の抗原の場合は、基本的に投与用と同じ抗原を使用させて頂きます。
投与用とは別の抗原を用いた抗体価測定をご希望の場合はご相談下さい。
Q. 抗体価の上昇が認められなかった場合の対応について教えてください。
A. ELISA法により、投与抗原に対する抗体価を確認致します。
ペプチド抗原の場合、免疫前血清と比較して免疫後抗血清の抗体価が弊社規定のOD値を下回る場合は、免疫費用のディスカウント又は無償での追加免疫を実施致します。プランによって保証内容が異なりますので、詳しくはお問い合わせ下さい。
抗体価保証の対象外となるケース:
お客様ご指定のカスタムプロトコルで実施した場合・持ち込み抗原の場合・その他お見積の段階で抗体価保証対象外と規定した場合
Q. 免疫途中で動物が死亡した場合の対応について教えてください。
A. 全採血抗血清の納品以前に動物が死亡した場合は、無償にて新しい動物をご用意いたします。持ち込み抗原の場合で投与量が不足する場合、誠に申し訳ございませんが追加抗原をご用意下さい。
動物差替え対象外となるケース:
お客様ご指定のカスタムプロトコルで実施した場合・特殊抗原使用の場合・その他お見積の段階で動物差替え対象外と規定した場合

 

精製・標識

Q. ProteinA精製とアフィニティー精製の違いについて教えてください。
A. ProteinAは、IgGのFc領域と強い親和性を持つ蛋白質です。ProteinAカラムによる精製は、IgGの回収を目的とします。
一方、アフィニティー精製は、抗原を固相化した低圧クロマトグラフィーカラムを使用して抗原特異的な抗体のみを回収する精製方法です。
Q. 手持ちの抗血清を使用して精製のみ注文することは可能ですか?
A. はい、可能です。アフィニティー精製をご依頼の場合は、カラム用の抗原として5.0mgを御用意ください。
抗血清10mlの精製から承っております。
Q. 抗体の標識を注文することは可能ですか?
A. ビオチン標識、HRP標識、各種蛍光標識のお取扱があります。ただし、抗血清に対する標識はお引き受けしておりません。 予め精製された抗体のみ受託対象とさせて頂きます。
Q. 納品された抗体の希釈倍率の目安はありますか?
A. 下記をご参照ください。
pdf 抗体の希釈倍率の目安

 

 

安心の技術サポート

「どのような抗体作製プランを選んだら良いのか?」お困りの場合はお気軽にお問い合わせください。専門スタッフがサポート致します。
また、抗原ペプチドの設計もお手伝いしております。

下記ボタンのリンク先ページに必要事項をご記入の上お申し込みください。

お見積り依頼・ご注文


お問い合わせ

サービス詳細やご不明な点などお気軽にお問い合わせください。

ユーロフィンジェノミクス株式会社
抗体作製サービス プロダクトサポート
E-mail antibody-jp@eurofins.com
TEL 03-6631-0103

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